プロ注目の関大・久保田が2試合連続弾 場外に消える一発に「打った瞬間行くと思った」
「関西学生野球、近大8-4関大」(24日、わかさスタジアム京都)
関大は八回、ドラフト候補の4番・久保田拓真捕手(4年・津田学園)が左翼場外へと消える特大本塁打を放った。前日の京大戦でも公式戦初となる本塁打を左中間に放ち、これで2試合連続アーチ。新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中断する中「バットを振り込んだ」と鍛錬の成果を発揮した。
この日は8球団15人のスカウトが視察。阪神・渡辺スカウトは「打球の上がりが良くなっている。長打力が持ち味」と評価した。
「ランナーに出ることを考えて振った結果。打った瞬間行くと思った」と会心の一発に笑顔。試合は10回タイブレークで敗れ、先勝を逃した。「勝って秋につなげられるようにしたい」と残る戦いを見据えた。