野球の台湾代表が東京五輪最終予選を辞退 コロナのワクチン接種の遅れなど安全面考慮

 台湾の中華職業棒球大連盟(CPBL)は25日、野球の東京五輪世界最終予選(メキシコ・日程未定)への台湾代表の参加を辞退すると発表した。

 世界最終予選は6月16日から台湾で予定も、台湾での新型コロナウイルス感染再拡大の影響から大会開催を返上。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はメキシコでの開催を発表していた。

 だが、台湾はワクチン接種の遅れなどから選手の安全面を考慮し、出場辞退を決断した。5度の五輪出場を誇る台湾は、92年のバルセロナ大会では銀メダルを獲得している。

 同予選は米大陸予選(米・フロリダ)での2、3位チームにオランダ、豪州を加えた4チームで残り1枠の東京五輪出場を争うことになった。

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