ヤクルト・金久保、5回2失点「無駄な走者を出してしまって…」4四死球悔やむ
「ヤクルト-日本ハム」(25日、神宮球場)
ヤクルトの金久保優斗投手が、交流戦の“開幕投手”のマウンドで粘投。5回4安打2失点、4四死球だった。
序盤から制球に苦しんだ。立ち上がりで2死から2四死球でピンチを招いたが渡辺を右飛に打ち取った。二回は三者凡退で立ち直ったかに思われた。それでも三回だ。4番・王に先制適時打を浴びると、渡辺に今度は適時打を許し2点を失った。続くR・ロドリゲスにも痛烈な当たりを許したが、青木の好返球で、3点目は阻止した。
金久保は「交流戦の1戦目を投げさせていただいて、しっかりとしたゲームを作りたかったです。内容は5回2失点という形ですが、四死球など、無駄な走者を出してしまって、攻撃にいい流れを持ってくる投球とは言えないです」と唇をかんだ。
復帰戦の舞台だった。前回14日の中日戦(バンテリン)で胸部に打球を受け、打撲と診断されていた。中10日のマウンドで、初めてパ・リーグの打者と対峙(たいじ)していた。