楽天・岸、4回12安打5失点 ウィーラーに逆転3ラン浴び「申し訳ない」
「巨人-楽天」(25日、東京ドーム)
楽天の先発・岸が4回12安打5失点(自責4)で降板した。4月6日・西武戦以来、7戦ぶりの白星とはならなかった。
先制を許したものの、味方が逆転してくれた直後の四回に試練が待っていた。2死一、二塁で打席には前日に警戒していた2番・ウィーラー。その初球、外角に甘く入ったスライダーを左翼席へ運ばれた。逆転3ランとなった打球を見届けた右腕はがっくりと肩を落とし、その場にしゃがみ込んだ。
岸は二回にスモークの右越え弾で先制点を献上。三回にもスモークに適時打を浴びて、2点目を与えていたが、四回に味方が一挙4点を奪い一時は逆転していた。
降板後には「逆転してもらったあとのホームランですね。申し訳ないです」とコメントした。