DeNA・石田が今季初勝利 不振乗り越え2回無失点「やり返すチャンスもらえた」
「DeNA11-8オリックス」(27日、横浜スタジアム)
DeNA・石田健大投手(28)が今季初勝利を挙げた。
先発のロメロが四回オリックス打線につかまり、無死満塁で石田は2番手で登板。宜保にスクイズを決められるも、竹安、福田を打ち取り、イニングをまたぎ五回は三者凡退に抑えた。DeNA・三浦大輔監督(47)は「(四回)あそこで流れをしっかり断ち切ってくれた」と左腕をたたえた。
石田は「やり返すチャンスをもらえたので、しっかり結果で応えることができてうれしいです。どの場面でも、しっかり投げられるように準備して、安定したピッチングができるよう、これからも頑張ります」と球団広報を通じてコメントした。
石田は開幕時、勝利の方程式の一角として起用されたが、4戦連続失点など不調が続いた。三浦監督は起用法を代え、1軍で起用し続けてきた。石田は7戦連続無失点と好投していたが、25日のオリックス戦(横浜)で吉田正に本塁打を浴びていた。この日の吉田正との再戦では遊ゴロに打ち取った。左腕の復調がチームの復調にも必ずつながっていく。