中日・福留が44歳以上では史上2人目となる4安打で勝利に貢献
「日本ハム4-7中日」(29日、札幌ドーム)
中日の福留孝介外野手が、史上2人目となる44歳以上での4安打を記録した。過去、谷繁元信が中日時代に44歳で記録して以来のことになる。さらに2打点も挙げてチームの勝利に貢献した。
前日の試合では「6番・DH」で起用された中、この日は「3番・DH」でスタメン出場。初回に1死三塁から先制の左前適時打を放つと、四回は1死から右前打で出塁。六回には無死三塁から中堅への適時二塁打でチームの4点目をたたき出し、同点の八回には先頭から右前打を記録した。ここで代走を送られてベンチに下がると、チームメートからは拍手で迎えられた。この4安打目で、この回3得点を導き勝ち越しに成功した。
福留の4安打は、阪神時代の2018年9月6日の広島戦(マツダ)以来3年ぶりで、中日在籍時に限れば、メジャー移籍前の2006年8月18日の巨人戦(東京ド)以来、15年ぶりとなった。