慶大・正木がリーグ戦通算10号の節目弾「バットにいい形で乗った」
「東京六大学野球、慶大3-2早大」(29日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の慶大・正木智也内野手(4年・慶応)がリーグ戦通算10号となる節目弾で、NPBスカウト陣にアピールした。0-1の四回、先頭で「体勢は崩されたんですけど、バットにいい形で乗った」とバックスクリーンへ飛び込む同点ソロ。この回3得点での逆転劇の号砲となった。
これで今季4号となり、通算50安打目で二桁アーチに到達した。長打力アップのため昨秋後、構えたときにバットをヒッチさせる打撃フォームへと修正。自身シーズン最多となる本塁打の量産へとつながった。堀井哲也監督も「(打線の)核」と抜群の信頼。30日の最終戦も、慶大の主砲としての役割を全うする。