楽天・早川が六回途中1失点も7勝目はお預け「6回は投げ切りたかったです」
「楽天-DeNA」(30日、楽天生命パーク宮城)
楽天の先発・早川が5回1/3を投げて5安打1失点で降板。なんとか1失点にまとめていたが、味方の援護がなく、2位に2差とするハーラートップの7勝とはならなかった。
序盤は安定したピッチングを見せた。同い年の牧に対しては1打席目は外角の直球で見逃し三振に斬って取った。四回2死二塁から宮崎に先制適時打を浴びたが、最少失点で食い止めた。
五回からは直球の逆球が目立ち初めた。六回の先頭・桑原を四球で出塁されると、続く伊藤に犠打とされ、1死二塁のところで84球で降板。険しい表情でマウンドを後にし「全体的にまずまずだったと思います。ランナーを出してもゲッツーを取れたところは良かったです。6回は投げ切りたかったですね」とコメントした。その後、2番手・安楽が無失点で切り抜けた。
左腕は5月を5試合に登板して3勝無敗で終えることになった。5月終了時で新人6勝は球団史上初めてとなっている。