西武・若林を襲った左膝前十字じん帯損傷 過去に阪神・上本、巨人・矢野も負傷
西武は31日、30日の阪神戦で左膝を負傷したドラフト4位・若林楽人外野手(駒大)について、左膝前十字じん帯損傷と診断されたことを発表した。今後の治療方針は経過をみながら決定していくという。
過去にプロ野球界で同部位を負傷したケースには、2018年5月3日の中日戦で二盗を試みた際に痛めた阪神・上本博紀内野手。そして2008年のフェニックス・リーグ中に痛めた巨人・矢野謙次外野手らの名前が挙がる。
2人の経過を追っていくと、負傷直後は患部の炎症や腫れなどが収まるのを待って、約1カ月後にじん帯再建手術を受けている。18年6月に手術を受けた上本は、歩行訓練などから地道にリハビリをスタートさせた。翌年2月の春季キャンプでは1軍スタートを果たし、19年は62試合に出場した。
若林は両リーグトップの20盗塁をマークしており、4月上旬から1番打者としてチームをけん引。外崎など主力に故障者が相次ぐ中、欠かせない存在だった。