清原氏の長男正吾を慶大監督も称賛「もしかしたら可能性ある」神宮デビューで右飛

 7回、代打で登場した清原正吾は右飛に終わる=神宮(撮影・佐藤厚)
 素振りをする慶大・清原正吾=神宮(撮影・佐藤厚)
 7回、代打で打席へ向かう清原正吾。スタンドには父・清原和博氏の姿も=神宮(撮影・佐藤厚)
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 「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、慶大2-0東大」(2日、神宮球場)

 西武や巨人などで活躍した清原和博氏の長男・正吾内野手(1年・慶応)が代打で“神宮デビュー”を果たした。七回1死走者なしの場面で登場。父が両手を組んで祈るように見つめる中、右打席から右中間付近の右飛に倒れた。

 中学、高校では別競技に打ち込みながら大学で小学生以来となる野球に挑戦するルーキーに対し、スタンドで見守った堀井哲也監督は「雰囲気がある。内容的によかった。80点」と称えた。すでにBチームの紅白戦では2試合連続の本塁打を放ち、Bチームでのオープン戦でも長打を放っているという。野球再転身からの成長は著しく、「もしかしたら来年から(Aチームに)絡んでくる可能性はある」と期待した。

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