清原和博氏の長男“神宮デビュー” 過去東京六大学にいた2世選手は
「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、慶大2-0東大」(2日、神宮球場)
西武や巨人などで活躍した清原和博氏(53)の長男・正吾内野手(1年・慶応)が“神宮デビュー”を果たした。七回1死走者なしから代打で登場し、結果は右飛。父もスタンドから見守る中で安打は生まれなかったが、小6以来の野球挑戦となるブランクを感じさせないスイングを披露した。
東京六大学では過去にもプロ野球選手らの2世、3世選手がプレーしてきた。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(85)の長男・長嶋一茂(立大)は4年時、4番で主将として活躍。最終学年の春に打率.340をマークし、父と同じポジションである三塁手としてベストナインを獲得した。
南海、ヤクルト、阪神、楽天の監督を務めた野村克也氏の息子である野村克則(明大)は、2年秋に首位打者とリーグトップの打点を稼いで“二冠王”となるなど、屈指の打棒を発揮し、一塁手としてベストナインにも輝いている。後に父と同じく捕手としてもチームをけん引した。
近年では2018年まで阪神・平塚スカウトの次男・平塚大賀(明大)が在籍し、4年秋には「4番・一塁」に定着し、名門の主軸を担った。同期には横浜高校元監督の渡辺元智氏(76)の孫である渡辺佳明(明大)も所属。ラストシーズンで打率.420で首位打者となった。