オリックス安達が日本炎症腸疾患協会「こどもキャンプ」支援 自身も潰瘍性大腸炎
日本プロ野球選手会は7日、オリックス・安達了一内野手が特定非営利活動法人日本炎症腸疾患協会が実施する『こどもキャンプ』を支援すると発表した。
支援の内容は今季の公式戦出場試合数×1万円をシーズン終了後に同協会に贈る。
安達は「自分と同じ病気の子供たちがいて、大変な思いをしている人がたくさんいます。自分は大人になってから発症しましたが、子供の時からこの病気と闘うということは本当にものすごく大変なことだと思います。
自分にできることは何かということを考えている中で、少しでも助けになれたらという思いで、この活動を支援させていただこうと思いました。
野球を頑張っている自分の姿を見て、少しでも励みにしてもらいたいということと、自分のモチベーションにもつながりますので、出場試合数という形にしました。
本当に大変だと思います。たくさんのみんながいい方向に向かっていけるように少しでも力になれるように頑張っていきます」とコメントを寄せた。
安達は2016年1月に国指定の難病『潰瘍性大腸炎』を発症した。現在も病と闘いながら試合出場を続けている。