バットが捕手の側頭部を直撃 担架で運ばれる 大学選手権 試合終了直後のアクシデント
「全日本大学野球選手権・1回戦、共栄大9-5東北福祉大」(8日、東京ドーム)
試合終了直後にアクシデントが起こった。
九回2死、東北福祉大の最後の打者がフォークボールを空振り三振して試合終了。だが、空を切って一周回ったバットが、前に出て捕球した釣谷捕手の左側頭部をもろに直撃。釣谷は前のめりに倒れたまま動けなくなった。
試合終了のあいさつのため、ホームベースを挟んで整列しようとする両軍の心配そうな視線を集め、その中央に釣谷は倒れたまま。グラウンドに運び込まれたストレッチャーに慎重に乗せられて、運び出された。
新井監督は「釣谷は何とか(ボールを)止めようと前に出てしまって、振った後のバットが当たったので致し方ないケガ。ヘルメットに当たったよう。あすは様子を見たい」と話した。