木更津総合・山中 父、兄に続く聖地へ「出場したい気持ちは強い」

 第103回全国高校野球選手権千葉大会(6月30日開幕)の組み合わせ抽選会が8日、千葉市内で行われた。今春センバツに出場して春の関東王者に立った専大松戸は初戦で市銚子と西武台千葉の勝者と対戦。高校通算63本塁打で今秋ドラフト候補の有薗直輝内野手(3年)擁する今春の千葉王者・千葉学芸は鴨川令徳と市川工の勝者と初戦で激突する。

 昨夏の千葉独自大会を制した木更津総合は東邦大東邦と暁星国際の勝者との初戦が決まった。組み合わせ抽選会に出席した主将の山中海斗外野手(3年)は「楽しみな気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。父・竜美さんは平成初のセンバツだった1989年春に東邦の主将として全国制覇。兄で青学大・稜真外野手(3年・木更津総合)も17年夏の甲子園に出場するなど、野球一家で育った。

 自身はまだ聖地でのプレーをかなえていないだけに、ラストチャンスとなる今夏への思いは強い。「家でも甲子園はいいところだという話はよく聞いていた。すごく出場したい気持ちは強いです」。強豪ひしめく千葉を制し、父と兄が戦った舞台への切符をつかんでみせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス