ソフトバンク・松田が三塁手としてパ最多1775試合出場 無観客のスタンドにも
「ソフトバンク-広島」(10日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの松田宣浩内野手が「9番三塁手」でスタメン出場。これで三塁手として1775試合目の出場となりパ・リーグ最多記録を更新した。従来の記録保持者はかつてロッテで活躍した有藤通世氏だった。また、プロ野球記録は長嶋茂雄氏(巨人)の2172試合となっている。
松田は三塁手としてパ・リーグ最多の8度のゴールデングラブ賞を獲得した実績の持ち主。この日も三回表2死走者なしの守備機会では、ショート定位置前の緩いゴロを積極的に捕りに行き、軽快に一塁送球してアウトにするなど元気なプレーを見せていた。
試合成立となった五回裏終了時に記念ボードを球場スタッフから手渡されると、カメラマンに向かって高々と掲げてポーズを決めた。さらに、無観客でファンのいない外野スタンドの方向にも掲げてみせていた。