中日・大野雄 1カ月ぶり3勝目 交流戦7年ぶり勝ち越し
「西武5-6中日」(11日、メットライフドーム)
中日・大野雄が7回3失点で5月4日・DeNA戦以来の3勝目。チームを交流戦7年ぶりの勝ち越しに導き「みんなで交流戦優勝したいという思いが強い。何とか試合をつくってチームに勝ちをという思いだった」とうなずいた。
力強い直球で押した。初回の12球のうち9球が直球。3番・森には3球全て直球で遊ゴロに打ち取った。山川に2ランを浴びるなど3点を失ったが、要所を締めて試合をつくった。
試合前まで、交流戦は2試合に登板して2連敗。「一番足を引っ張っていますからね」。自身にとっての最終戦でエースの責任を果たし、Vの可能性を残した。残り2試合。逆転優勝に向けて、とにかく負けるわけにはいかない。