20年目の西武・栗山が通算2千試合出場 五回に二塁打で通算2千安打にあと36
「西武-中日」(12日、メットライフドーム)
西武・栗山巧外野手が、史上52人目の通算2000試合出場に到達した。現役ではロッテ・鳥谷敬内野手に続く2人目。
この日は「3番・指名打者」でスタメン出場。6-2とリードし五回表終了時で試合が成立したため節目に到達した。直後の五回の攻撃では先頭で打席に入り左線に二塁打を放ち7点目のホームを踏んだ。この安打で交流戦通算安打を311とし歴代2位に並んだ。
栗山は2001年度ドラフト4位で西武に入団。3年目の04年9月24日の近鉄戦(大阪ドーム)で「9番・左翼」でプロ初出場、初安打を記録している。
背番号が「1」となった08年には最多安打のタイトルを獲得するなど主軸としてリーグ優勝、日本一に貢献すると「ミスターレオ」として長年にわたってチームを引っ張ってきた。今季は通算2000安打に74として開幕。開幕戦で2安打を放ったものの左下肢の張りで登録を抹消されることもあったが、復帰してから主軸を任されている。
史上54人目の通算2000安打に五回の安打で今季38安打目。2000安打にあと36本としダブル2000の記録に近づいた。