中京大中京・畔柳VS東海大相模・石田 両者貫禄の0封 12球団スカウト集結
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「愛知県高野連招待試合、東海大相模3-1中京大中京」(13日、岡崎市民球場)
今秋ドラフト候補の両腕が、NPB12球団30人のスカウト陣を前に豪華競演した。東海大相模は石田隼都投手(3年)、中京大中京は畔柳亨丞(きょうすけ)投手(3年)が先発し、ともに3回無失点。それぞれ持ち味を存分に発揮した。
東海大相模・石田は1安打を許したが、「コースにしっかりと投げ切れた」とわずか29球で料理した。「自分も(石田と)先発で投げたい」と心待ちにしていた中京大中京・畔柳も初回に150キロを計測。1四球のみとセンバツ王者を封じた。
高校屈指のエース対決にバックネット裏も色めき立った。右肘の違和感を訴えていた畔柳は不安を一掃する投球。視察した阪神・筒井スカウトは「しっかり腕は振れていましたし、楽しみが増えました」と評価した。