DeNA国吉佑樹とロッテ・有吉優樹がトレード 国吉「移籍しても自分らしく」
DeNA国吉佑樹投手(29)とロッテ・有吉優樹投手(30)のトレードが14日、両球団から発表された。
先発タイプの右投手の補強を目指すDeNAと、リリーフ陣の層をさらに厚くしたいロッテの補強ポイントが合致。トレード成立に至った。
国吉はDeNA広報を通じ、「この度、千葉ロッテマリーンズに移籍することになりました。育成で入団して様々な経験をさせていただき感謝の気持ちです。突然のことで正直寂しい気持ちと、まだ実感が湧いてこないです。リーグは違いますが、野球をすることに関しては変わらないので、移籍してもしっかり自分らしいパフォーマンスを発揮できるように頑張ります。同じ関東のチームなので、試合を見に来ていただけると嬉しいです。約12年間お世話になりました」とコメントした。
有吉はロッテを通じて「プロ野球選手として地元、千葉でプレーをすることができて本当によかったです。マリンの応援は本当にすごくていつもファンの皆さまの応援に助けられてました。一番の思い出は昨年7月7日に2019年以来の勝ち投手になったことです。風の強い日でした。ただ、あの試合は無観客だったので、もう一度、ファンの皆さまの前で勝ちたかったことです。マリーンズファンの皆さま、熱い応援、ありがとうございました。横浜では求められる役割をしっかりと全うし、チームの勝利に貢献できるよう精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。
国吉は09年育成ドラフト1位で横浜入り。今季18試合に登板し、1勝1敗、防御率5・16、通算成績は21勝29敗3セーブ。直近の日本ハムとの3連戦は1軍だったがベンチメンバーからは外れていた。有吉は16年ドラフト5位で九州三菱自動車から入団。通算成績は9勝13敗1セーブ、防御率3・95。