堀内恒夫氏が見解「菅野は菅野であって菅野じゃない」「投げさせないのも1つの手」
元巨人監督の堀内恒夫氏が14日、自身のオフィシャルブログ「今日もどこかであくたろう」を更新。「菅野であって菅野じゃない。」のタイトルで、13日のロッテ戦で三回途中降板した巨人・菅野智之投手についての見解をつづった。
堀内氏は「本当はブログで語りたくないけど」と前置きしながら「菅野はどっかおかしいでしょうよ。あんなピッチングをするピッチャーじゃ、ないじゃない。まっすぐだって140キロ台前半とか明らかにおかしい。」と感じ取った異変を訴えた。
菅野は右肘の違和感のため2軍で再調整し、1カ月ぶりの復帰登板となった6日の日本ハム戦では5回3安打2失点で敗戦投手に。そして前日13日のロッテ戦では2回2/3を4安打4失点でKO。4敗目を喫した。直球のスピードは140キロ台前半と本来の球威とは程遠い状態だった。
堀内氏は「一軍登録を抹消される前 肘の違和感だとか言っていたと思うけど確かに投げ方は悪いよ。」「でも、投げれるってことはどういうことなのか。本当に悪いのは 体調なのか。腰なのか。足なのか。」と“投げ方”の異変をもたらす要因ががどこかにあると推測した。
本来とかけ離れた投球に「マウンドにいる菅野は菅野であって菅野じゃない。」とつづり、「投げさせないのも1つの手だと、俺は思うよ。もし本当にどこかが悪いのであれば中途半場に出てこないでしっかり治してからでもいいじゃない。」と異変があるなら治療などに専念することを提案。「後半、中継ぎ陣がバテてきた時完投目指して投げてくれたらいい。俺はそう思うけどね。」と本調子に戻してからの復帰を願った。