楽天 カスティーヨは前半戦中に1軍再昇格へ 石井監督が言及
楽天・石井一久(47)が14日、新外国人のルスネイ・カスティーヨ外野手(33)を前半戦中にも1軍に再昇格させる意向を示した。現在「純国産打線」で戦うチームにとって、カスティーヨ合流は打線のさらなるアクセントとなりそうだ。
4月23日・西武戦(楽天生命)での来日初打席のスイング時に左腹斜筋を損傷して、戦線離脱していた新助っ人について指揮官は「慎重にはやらないといけないと思いますけど、試合もそこそこ出られるようになった。ここからある程度打席数を与えて体の状態とメカニックの状態がしっかりとしてきたら1軍の方に上げたいなと思います」と言及した。
すでに11日のイースタン・日本ハム戦(泉)から実戦復帰を果たしている。左翼の守備では捕球体勢に入ったフライを落球し、まだ本調子というわけではなさそうだが、打撃では安打も放っている。
今季の新規外国人選手は新型コロナウイルス感染拡大防止による入国制限の影響で、チーム合流時期が大幅に遅れた。
カスティーヨは1軍昇格後即負傷によって、さらにチームへの本格合流が遅れている状況。石井監督は「ちょっと難しいですよね」と同情しながらも「でもシーズン後半から日本に来て野球やってる人も結構いたりするので。早い対応ができる可能性もないわけじゃない」と今後の巻き返しを期待した。