侍・稲葉監督 東京五輪の抑え固定せず「これだけの投手がいますから」
東京五輪に参加する男子野球日本代表「侍ジャパン」代表内定24選手が16日、都内ホテルで発表された。会見には稲葉篤紀監督、山中正竹強化本部長が出席した。
稲葉監督が起用してきた国際大会でのメンバーを中心に、今季好調の選手やタイプの異なる選手も選出。6選手が代表初選出となった。会見で指揮官は「目標は金メダル。その目標を達成するために24人に声をかけました」などと決意を述べた。
広島・栗林、西武・平良などリリーフが本職の投手もいるが、守護神候補を問われると「抑えはこのピッチャーなら抑えられるということを考えている。抑えを決めない」と明言。試合ごとに相手を見ながら決めていく方針を示し、「これだけの投手がいますから。経験も含めて、どの投手に投げてもらうかとやっていく」と語った。
代表メンバーは以下の通り。
【投手】
楽天・田中将大
巨人・菅野智之
中日・大野雄大
オリックス・山本由伸
広島・森下暢仁
阪神・青柳晃洋
阪神・岩崎優
巨人・中川皓太
DeNA・山崎康晃
西武・平良海馬
広島・栗林良吏
【捕手】
広島・会沢翼
ソフトバンク・甲斐拓也
【内野手】
楽天・浅村栄斗
広島・菊池涼介
ヤクルト・村上宗隆
巨人・坂本勇人
ヤクルト・山田哲人
西武・源田壮亮
【外野手】
広島・鈴木誠也
ソフトバンク・柳田悠岐
オリックス・吉田正尚
日本ハム・近藤健介
ソフトバンク・栗原陵矢