侍・稲葉監督 予選辞退3カ国に言及 コロナ禍「予断を許さない状況ではありますが」
東京五輪に参加する男子野球日本代表「侍ジャパン」代表内定24選手が16日、都内ホテルで発表された。会見には稲葉篤紀監督、山中正竹強化本部長が出席した。稲葉監督は会見の冒頭あいさつで、自ら東京五輪の野球世界最終予選を辞退した3カ国について言及した。
稲葉監督は「アジアのライバルのひとつとして個人的に対戦を楽しみにしていた台湾、オーストラリア、中国らが世界最終予選への出場を辞退されたと耳にしました」と語り、続けて「オリンピックへの出場をあきらめる方達が出てくるほど、新型コロナウイルスの影響は予断を許さない状況ではありますが、全ての参加者、関係者、日本在住の皆さまの安全、安心が確保されたオリンピックが開催されますこと、国民の皆さまとオリンピックの熱狂、喜びを分かち合えることができるよう心から願っています」と思いを込めた。