日大・赤星 快投アピール 12球団スカウトの前で1失点完投

 「東都大学野球・春季1部・2部入れ替え戦、日大2-1東洋大」(21日、神宮球場)

 日大(2部1位)が東洋大(1部6位)に逆転勝ちし、17年秋以来の1部復帰に王手を掛けた。最速152キロで今秋ドラフト候補の日大・赤星優志投手(4年・日大鶴ケ丘)が9回6安打1失点で完投。NPB12球団スカウトの前で快投し、アピールに成功した。

 伝家の宝刀がさえわたった。「右バッターのインコースに真っすぐを決め切れた」とこの日最速147キロだった速球とともに、ツーシームでほんろう。140キロ台で曲がる球も軸として駆使し、内野ゴロを量産した。

 102球の“省エネ投球”に、視察した阪神・吉野スカウトは「投球の中でメリハリがある。(フィールディングなど)総合力が高い」と評価した。神宮のマウンドにもうまく順応した右腕。持ち味を存分に発揮した。

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