「オリックス２－５日本ハム」（２４日、京セラドーム大阪）

　オリックスの連勝が１１でストップした。先発した増井が中盤までに５失点。中嶋監督も「いい部類（の内容）じゃないでしょうね」と、期待したパフォーマンスは出せずに終わった。

　初回に２死無走者から１点先制されると、三回には王柏融の適時二塁打、四回は野村にソロ本塁打被弾など、失点がかさんでいく展開となった。増井も「チームがいい流れで来ていたので、申し訳ないとしか言えないですね」と反省の弁を口にした。

　そんな中でも四回には無死二、三塁から内野ゴロ、犠飛で２点を奪った反撃に「ああいう形でも取れるのはいいこと」と中嶋監督は評価。ただやられっぱなしでもなく、何としてでも得点をもぎ取る姿勢は連勝中から一貫したものだ。

　次カードをしっかりと勝ちきりたい。「もちろんそうだと思います」と中嶋監督。この敗戦は、ただの一時停止。また走り出すはずだ。