「オリックス２－５日本ハム」（２４日、京セラドーム大阪）

　オリックスの連勝がついに止まった。６日の中日戦で、増井の６回無失点という熱投から始まった快進撃だったが、この日、増井が５回５失点と崩れ、連勝を１２に伸ばすことはできなかった。

　初回２死無走者からの失点でリズムを崩し、三回には王柏融の適時二塁打などで２失点。四、五回にも失点を重ね、増井は「チームがいい流れで来ていたので、申し訳ないとしか言えないですね」と肩を落とした。

　新人監督としての球団連勝記録を作った中嶋監督は、増井については「いい部類じゃないでしょうね」としながらも、連勝ストップには「向こうのいいプレーもあったし」と無頓着だった。

　それよりも４点を追う四回に無死二、三塁から内野ゴロと犠飛で着実に反撃できたことに「ああいう形でも取れるというのはいいこと」と、攻撃陣の諦めない姿勢を評価した。

　混パは、まだまだ続く。記録よりも、次の試合への集中。「もちろんそうだと思います」と西武戦での必勝を誓って会見を切り上げた。