巨人・原監督 虎と3差以内目標 逆転V構想「3以下なんてあってないようなもの」
巨人・原辰徳監督(62)が24日、首位・阪神とのゲーム差を3以内に縮めることを当面の目標に設定した。「一つの目安は3だよね。3以下になるとゲーム差なんて、あってないようなものですよ」。百戦錬磨の指揮官はこう持論を展開し、先を見据えた。
チームは4連勝中と勢いに乗っている。18日には虎と今季最大の8ゲーム差まで開いたが、現在は5・5。前半戦終了までに3ゲーム差以内にすることが理想で「それが一番」と語るが、「最終的にゴールの時に上回るってことの方が大事」。右足を使ってゴールラインを越えるポーズを披露し逆襲を誓った。
プラス材料もある。再調整のため16日に出場選手登録を抹消された菅野について「あるとしたら日曜日でしょう」と27日・ヤクルト戦(神宮)で復帰する可能性を示唆。エースの状態を慎重に見極めた上で登板日を決めるもようだが、いずれにせよ復帰は近い。戦力を整え、一戦必勝で3連覇を目指す。