巨人・中川 骨折で代表辞退…稲葉監督「本人が一番悔しい」代役選手明言せず

 巨人は25日、中川皓太投手(27)が「左第十肋骨骨折」のため、東京五輪の日本代表を辞退すると発表した。

 中川は球団を通じ「せっかくメンバーに選んでいただきながら、辞退することになり、悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 この日、神宮でのヤクルト-巨人戦を視察した侍ジャパン・稲葉監督は、中川と電話で連絡を取ったといい、「非常に大事な戦力がいなくなったという思いではあります。しっかり治してということは伝えましたけど、本人が一番悔しがっていたと思います」と気遣った。

 また、代役の選手については明言せず。「いろいろな可能性を含めて考えていこうと思っています」と話すにとどめた。

 中川は今季、勝ちパターンの一角としてフル回転し、32試合で2勝2敗1セーブ、防御率3・52。20日の試合前に左背部の痛みを訴え、22日に出場選手登録を抹消されていた。

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