楽天・松井 リーグトップ21S!巨人・中川辞退で侍入りも 稲葉監督「候補に入る」
「楽天3-2ソフトバンク」(27日、楽天生命パーク宮城)
しびれる展開もなんとか抑えた。楽天の守護神・松井が1点差の九回に登板。1安打1四球を許しながらも無失点で試合を締めた。これでリーグトップの21セーブ目。チームも4連勝でオリックスと並び、首位を守った。
2死走者無しから四球で走者を許すなど、不本意な内容。左腕は「バタバタしてしまいましたが、形はどうであれ、最低限チームの勝ちを守れた」と安どしながらも、「最低の最低の最低の中の最低限という内容です」と猛省した。
東京五輪を戦う侍ジャパン入りの可能性も浮上した中での登板だった。この日、球場を訪れた侍ジャパン・稲葉監督と試合前練習後にあいさつを交わした。巨人・中川が故障で代表入りを辞退しており、侍指揮官は松井について「ジャパンへの思いもすごく強いという話も聞いています」と言及。「もちろん候補に入ってきます」と明言した。
松井は2015年のプレミア12、17年のWBCなどに日の丸を背負って出場。代表入りの話題に松井は「今日のプレーをしていたら厳しいと思います」と語ったが、追加内定となれば貴重な戦力となりそうだ。