ノーヒットノーランまであと5人 巨人・山口 野間に痛恨被弾

 8回、野間に先制の右越えソロを打たれノーヒットノーランの夢破れる巨人・山口(撮影・開出牧)
 8回、野間に右越えソロを打たれ、ぼう然と立ち尽くす山口(撮影・佐藤厚)
 8回、先制の右越えソロを放つ野間(撮影・開出牧)
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 「巨人0-1広島」(30日、東京ドーム)

 巨人・山口俊投手がノーヒットノーランまであと5人と迫りながら、痛恨の1発を浴びた。

 八回1死、野間をカウント1-2と追い込みながら、真ん中低めの149キロの直球を右翼席に運ばれた。野間は今季1号本塁打だった。

 日本球界復帰2戦目、630日ぶりの東京ドームのマウンド。山口は快調に飛ばした。140キロ台後半の球威のある直球とフォークを武器に初回、三者三振の完璧な立ち上がり。八回1死まで許した走者は死球1、四球1、失策1の3人だけという投球だった。

 八回の打席で代打を送られて交代。8回114球を投げて1安打1失点だった。味方打線も九里の前に無得点に抑えられており、1点ビハインドの状況での降板となった。

 山口は2018年7月27日・中日戦(東京ドーム)でノーヒットノーランを達成。自身2度目の快挙は幻に。試合はそのまま1点差で巨人が敗れた。

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