巨人8連勝でストップ 山口ノーノーまであと5人も痛恨被弾 打線も援護できず

 8回、野間に右越えソロを打たれ、ぼう然と立ち尽くす山口(撮影・佐藤厚)
 9回、投手交代を告げる原監督(撮影・開出牧)
 8回、野間に右越えソロを打たれ、がっくりと崩れ落ちる山口(撮影・佐藤厚)
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 「巨人0-1広島」(30日、東京ドーム)

 巨人先発・山口が八回1死までノーヒットノーランの好投を演じながら痛恨の一発を被弾。打線も沈黙し、悔しい完封負けで連勝が「8」で止まった。

 山口にとって日本球界復帰2戦目、630日ぶりの東京ドームのマウンド。140キロ台後半の球威のある直球とフォークを武器に初回、三者三振の完璧な立ち上がり。八回1死まで許した走者は死球1、四球1、失策1の3人だけという投球だった。

 だが八回1死、野間をカウント1-2と追い込みながら、真ん中低めの149キロの直球を右翼席に運ばれた。野間は今季1号本塁打だった。山口は8回1安打1失点に抑えながら復帰初黒星となった。

 打線は広島先発九里の前に沈黙。初回、無死から連続内野安打で一、二塁としたが、丸が二ゴロ併殺に倒れた。八回は2死一、二塁としたが、丸が2番手・バードに右邪飛に打ち取られた。九回は栗林の前に4番・岡本和が空振り三振、坂本が見逃し三振、梶谷が二ゴロに倒れた。

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