楽天が連敗 岸が7回2失点9Kも報われず 石井監督は「素晴らしい投球」と評価

 1回、近藤に先制打を浴びる楽天・岸(撮影・西岡正)
 1回、高浜祐の打球を落球する楽天・カスティーヨ(撮影・西岡正)
 日本ハム打線の相手に力投する楽天・岸(撮影・西岡正)
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 「楽天1-2日本ハム」(1日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・岸孝之投手が7回7安打2失点(自責1)も打線の援護なく、6敗目を喫した。自身の投球に「もったいないところもありましたが、粘ることはできました」とうなずいた右腕。石井監督も「本当に素晴らしい投球だった」と評価した。

 雨中で113球を投じ、今季自己最多の9三振を奪った。初回1死で高浜の右翼への飛球を右翼手・カスティーヨが落球。不運な形で1死三塁とされ、次打者・近藤の中前適時打で先制点を与えた。同点の三回には2死三塁で野村に右前適時打を浴びて、これが決勝点になったが、失点はこの2点だけだった。

 六回には3者連続三振をマーク。決め球は全て直球で「ストレートの感じはずっと悪くないので良い状態を継続できていると思います」とコメントした。

 この投球に石井監督も「全体を通してもすごく良い投球をしてくれた。本人とは結果が伴わなくても、内容自体は前回もいい投球をしてくれましたし、変に考えることなく、これからもピッチングをしてくれとは話しました。岸らしい投球をしてくれた」と話した。

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