巨人・菅野 背信KO抹消へ…逆転勝ちで虎と2差も不安露呈

 「巨人10-4広島」(1日、東京ドーム)

 エースがまた背信投球だ。6月13日以来の復帰登板となった巨人・菅野が今季最短2回1/3で降板し6安打4失点。原監督は「本来の姿にはまだまだ遠いと思います」と心配顔だった。

 一回に先制点を献上。三回に2本塁打を浴びるとベンチの我慢も限界に達した。この日の直球の最速は145キロと本来の投球ではない。右腕は「チームに迷惑をかけて申し訳ないです。1日でも早く100%の状態に戻れるように頑張ります」と語った。

 5月8日に右肘違和感のため登録を外れ、6月6日に復帰し2試合の登板で計7回2/3を6失点。再調整のため同16日に今季3度目の出場選手登録抹消となった。万全な状態で登板させるために今回、登板間隔を空けて復帰させた。宮本投手チーフコーチは「僕の中では次の登板は難しいのかなと」と、出場選手登録の抹消を示唆した。

 チームは打線が爆発して逆転勝ち。首位阪神に2ゲーム差に迫ったが今後、虎とし烈な争いをする上で不安材料を露呈した。

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