野球評論家・張本勲氏が４日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演。エンゼルスの大谷翔平投手の活躍に目尻を下げた。

　日本時間３日のオリオールズ戦では２本塁打を放ち、３０号に到達。普段、メジャーに辛口のコメントが多い張本氏は「おいおい、ほんとかと思うじゃないの。私はアメリカの野球は見たくないんですよ。日本のプロ野球が大事だから」と前置きした上で、「しかし、最近は大谷の活躍が楽しくて、新聞を巡るのが楽しくて見たいのよ」と笑った。

　投打二刀流で活躍する大谷に、「今、３０本？折り返しだから、バッティング中心にやってもらいたいわね。私はピッチャーのほうがいいと思ったが、ピッチャーの内容みたら、振りかぶりが小さい。手術したからかな。マドン監督に言いたいが、バッティング中心に起用してもらいたい」と要望。そして、３日は激走でサヨナラの生還をした場面にも触れ、「もう少し、走ったり、飛んだり跳ねたりしないで、組み立ててもらいたい。疲れちゃうよ」と心配するほどだった。