試合中に異例の電撃トレード発表 楽天が巨人・炭谷を金銭で獲得!
楽天は4日、巨人・炭谷銀仁朗捕手を金銭トレードで獲得したと発表した。炭谷はこの日、出場選手登録を抹消されていた。
16年目のベテランは西武から13年間プレーした後、FAで巨人に移籍。オフに3度目の指揮を執ることになった原監督がリード面や経験値を評価し、獲得を熱望した経緯があった。
19年は58試合、20年は56試合に出場し、経験の浅い大城や小林をフォロー。今季も44試合に出場していた。
この日、巨人はナイターでDeNAと対戦しているが、楽天はデーゲームでロッテに敗戦し、4連敗。試合中に、楽天側から異例の発表となった。足立、太田、田中貴ら若い捕手をカバーすべく、ベテラン捕手が再びパ・リーグでプレーする。
その後、巨人からも炭谷のコメントが発表され、「ジャイアンツに来て2年半、ジャイアンツのユニホームを着てみんなと戦えたこと、首脳陣の皆さんに指導してもらったことは私にとって宝物です。今まであたたかい声援をおくっていただいたファンの皆さんにも感謝しています。ジャイアンツで培ったことをいかして、日本シリーズでジャイアンツと戦えるよう頑張ります」と抱負を述べた。