巨人・炭谷が楽天へ金銭トレード 原監督エール「野球人としてさらに飛躍してほしい」

 巨人は4日、炭谷銀仁朗捕手(33)が楽天へ金銭トレードで移籍することを発表した。球団からアナウンスされたのは神宮でDeNA戦を戦っていた午後7時過ぎ。同捕手は試合前に出場選手登録を抹消されるなど、異例の電撃トレードだ。

 炭谷は2018年オフに西武からFAで加入し、今季は主に試合終盤の守備固めとして44試合に出場。安定感のあるリードでチームを支えていた。炭谷は「ジャイアンツのユニホームを着てみんなと戦えたこと、首脳陣の皆さんに指導してもらったことは私の宝物です」と語った。

 原監督は「私と炭谷本人、球団でよく話し合った上で、このような選択になりました」とトレードの経緯を説明。「巨人軍で得た経験を生かして、野球人としてさらに飛躍してほしい」と願った。

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