山本昌氏が大島康徳さんを偲ぶ「無名のルーキーの私によく声を掛けて頂きました」
元中日、日本ハムでプレーし通算2204安打、日本ハムの監督も務め、解説者としても野球の魅力を伝えた大島康徳さんが6月30日午前に大腸がんで死去したことが5日、分かった。70歳だった。中日時代の後輩で、通算219勝左腕の山本昌氏が自身のツイッターで故人をしのんだ。
山本昌氏は83年のドラフト5位で中日に入団。当時、中日で活躍していた大島さんが日本ハムに移籍するまでの87年シーズンまでチームメートだった。
山本昌氏は自身のアカウント(@yamamoto34masa)で訃報を受け、主力選手だった大島さんを振り返った。
「雲の上の存在でしたが、無名のルーキーの私によく声を掛けて頂きました。まだ70歳、これからも野球界の発展にご尽力して頂きたかった。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします」(7月5日、午後1時10分の投稿より引用)
68年のドラフト3位で中日入りした大島さんは87年まで中日でプレーし、88年からは日本ハムに移籍。94年まで現役を続け、通算2000本安打は日本ハムで達成した。