試合後のヤクルト・高津監督 五回の伝達疑惑に「僕からはすみません」

5回表、厳しい表情で阪神ベンチに歩み寄る村上。右は阪神・藤本コーチ=神宮球場
5回、近本の動きに抗議する村上=神宮(撮影・飯室逸平)
5回、試合を中断し、審判を交えて言い合う高津監督と矢野監督=神宮球場(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト1-5阪神」(6日、神宮球場)

 高津ヤクルトが、阪神・青柳を攻略することができず、連勝はストップ。五回には二塁上からの伝達疑惑で試合が中断し、両監督が口論するなど、後味の悪い試合になった。

 4点を追う五回だ。阪神の攻撃で、2死一、二塁の場面。二走・近本がリードをしながら左手を何度か動かしているのが確認できる。それを見た村上が打者・佐藤輝へのサインの伝達を疑ってベンチにアピールした。

 これに対して阪神ベンチで矢野監督、井上ヘッドコーチが「ごちゃごちゃ言うなよ!」「絶対やってへんわ!!」などと応酬。審判が試合を止めて、両監督を対面させた。

 試合後の高津監督は、「僕からはすみません。(審判団とは)説明というか、話はしました」と話すにとどめた。また名幸球審が二走・近本に対して「疑われることをしないでくれ」と注意した経緯を説明し、「紛らわしいからやめましょう」と続けた。

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