「巨人２－３中日」（６日、上毛新聞敷島球場）

　首位浮上の可能性もあった巨人が、痛い逆転負け。阪神が勝利したため、ゲーム差は２・５となった。

　１点リードの八回、２番手の高梨が誤算だった。先頭の代打郡司に四球を与えると、続く京田の中前打で一、三塁のピンチを招き、大島に右前同点打を浴びて降板した。さらに３番手鍵谷がビシエドに決勝中前適時打を浴びた。

　先発サンチェスは７回６安打１失点の好投。打線は中日先発・大野雄に対し五回、坂本の二塁打と梶谷の中前打で無死一、三塁とし、敵失と野選で２点を奪い逆転した。

　だが、続く無死一、三塁の好機にサンチェスがバント失敗、松原、ウィーラーが連続三振を喫した。六回も無死満塁としたが梶谷が三ゴロ併殺、北村が三振。好機に決定力を欠いたことが、終盤に響いた。

　この日は今カード２０００試合目のメモリアルゲーム。巨人の１０７４勝８６５敗６１分となった。