日本ハム・高浜が平良からサヨナラ打「記録止めてやるっていう気持ちで打席に入った」
「日本ハム4-3西武」(6日、旭川スタルヒン球場)
日本ハム・高浜祐仁内野手が大記録を止める殊勲の一打を放った。同点で迎えた九回2死一塁、西武の平良海馬投手から中越えにサヨナラ二塁打。平良のプロ野球記録連続無失点試合を39で止めるとともに、チームの連敗も2で止めた。
「記録を止めてやるっていう気持ちで打席に入りました。なんとか(一走の)大基(浅間)に走ってもらえるように願っていました」
先頭の郡が死球で出塁。だが清水の3バント失敗、浅間の一ゴロが併殺崩れとなり、好機を拡大できないまま2死一塁で高浜が打席に立った。カウント1-2と追い込まれてからの5球目。真ん中内寄りの143キロのカットボールを強振。打球は中堅手の頭を超えてフェンスに達した。
接戦にケリを付けた一打。高浜は「ピッチャー陣が粘り強く頑張ってくれていたのでぼくら野手陣も頑張らないと」と振り返り、詰め掛けた旭川のファンに「みなさんの拍手が僕の最後の打球に乗ってくれたと思います。最後まで諦めず連勝できるように頑張ります」と最下位からの逆襲を誓った。