ソフトバンクが「危機感」打線にテコ入れ 野村をプロ初スタメン起用 4番は川島
「ソフトバンク-オリックス」(10日、ペイペイドーム)
3連敗で借金1となったソフトバンク。連敗脱出と借金返済へ、低迷する打線にメスが入れられた。
4番には指名打者で川島を起用し、さらに3年目の野村を「7番・一塁」で抜てきした。野村はプロ初スタメンとなる。
また、栗原が三塁を守り、松田がスタメンから外れた。
野村は6月度のファーム月間MVPを受賞。月間の得点圏打率・769と驚異的な勝負強さを見せた。今月1日に一軍昇格し、6日のロッテ戦(ZOZOマリン)で代打二塁打を放っており、2打数1安打の打撃成績を残している。
試合前に小久保ヘッドコーチは「このままだとペナント(争い)から置いていかれる瀬戸際にきている。そういう危機感のもとでやる。ホークスは後半に強いとか、悠長なことは言っていられない」と奮起を促した。