巨人悪夢 主力野手3人目の骨折 梶谷が右手甲に死球、長期離脱か

 1回、死球を受けうずくまる梶谷(撮影・神子素慎一)
 1回、押し出しとなる死球を受け、痛がる梶谷(撮影・北村雅宏)
1回巨人1死満塁、死球を受ける巨人・梶谷隆幸=甲子園(撮影・神子素慎一)
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 「阪神1-8巨人」(10日、甲子園球場)

 巨人がまたも痛恨のアクシデントに見舞われた。

 梶谷が右手の甲に死球を受け、途中交代。試合中に病院へ向かい、「右第3中手骨骨幹部骨折」と診断された。梶谷は右太もも裏の張りから6月22日・DeNA戦で復帰したが、再び長期離脱の可能性も出てきた。

 初回、1死満塁の場面。伊藤将の直球を右手に受け、その場にうずくまり苦悶の表情。トレーナーに付き添われて歩いてベンチへ戻り、そのまま代走が送られた。

 今季は坂本がヘッドスライディングで、右手親指を骨折。5月9日から約1カ月戦線離脱した。また、6月11日には吉川が死球で左手中指を脱臼と骨折で離脱した。梶谷で主力3人目の骨折。助っ人もテームズが右アキレス腱断裂で今季絶望となるなど、不運が重なっている。

 投手陣もエース菅野、リリーフエースの中川も左肋骨骨折で登録を外れており、試練のシーズンとなっている。

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