浦和学院が聖望学園に逆転コールド勝ち 逆転満弾の高松「頭が真っ白」

 「高校野球埼玉大会・2回戦、浦和学院11-4聖望学園」(11日、レジスタ大宮球場)

 13年春のセンバツ王者で今春の埼玉を制した浦和学院が、ロッテ・鳥谷敬内野手の母校で08年春のセンバツ準V・聖望学園との強豪対決を制した。2-4とリードされていた六回に高松陸内野手(3年)の満塁本塁打で逆転。7-4となった八回にも4点を奪い、コールド勝ちを決めた。

 六回1死満塁から左翼スタンドに打球を突き刺すと、高松はガッツポーズをしながら飛び跳ねるようにダイヤモンドを一周した。「打った瞬間はいったと思いましたけど、すぐに頭が真っ白になって…。その後は覚えていないです」。興奮を抑え切れないほどの豪快なアーチでチームを救った。

 序盤は劣勢の展開に森士監督も「みんなガチガチでしたね」と苦笑いしつつ、「思い切りのよさが功を奏してくれましたね」と殊勲打を放った高松をたたえた。投手陣は2年生エースの宮城誇南(こなん)投手ら3人の継投で逃げ切りに成功。「とにかく負けちゃったら終わり。後悔しないように」と、指揮官は16日の次戦を見据えた。

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