ソフトバンク20歳野村が先制打でプロ初打点 22歳佐藤直、22歳三森がつなぐ

 「ソフトバンク-オリックス」(11日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが積極起用した若手3人の活躍で、先制点をもぎとった。

 三回裏だ。2死走者なしから9番に入った22歳の佐藤直がフルカウントまで粘って四球を選び出塁。その後1番・三森の打席の途中、投球前に一塁を大きく離れてしまったが、オリックス守備陣の走塁妨害に助けられて二塁へ進んだ。そして、リードオフマンに定着しつつある22歳の三森も同じくフルカウントまで粘って四球で出塁した。

2死一、二塁として2番に起用された20歳・野村は1ボール1ストライクからの外角低めのスライダーに必死で食らいついた。会心の当たりではなかったものの気持ちのこもった打球はセンターの前で弾み、先制の中前適時打となった。また、これが野村にとって嬉しいプロ初打点となった。

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