「イースタン、ＤｅＮＡ－ロッテ」（１１日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか）

　ＤｅＮＡ・東克樹投手（２５）が１１日、２０１９年８月２３日の巨人戦（東京ド）以来、６８８日ぶりの実戦復帰を果たした。東は２０２０年２月に左肘内側側副靱帯（じんたい）再建手術を受けた。

　「９番・投手」で実戦復帰した東。初回、２死から高部に安打を浴びるも、４番の山口を右飛に打ち取り、無失点の好スタート。

　二回は圧巻の投球を見せた。松田、平沢、西川を三者連続の空振り三振に斬った。２回を３４球１安打４奪三振無失点と上々の復帰戦となった。

　球団広報を通じ東は「無事に２イニングを投げ切ることができホッとしています。長い長いリハビリがあり、一喜一憂しながらも、この日を迎えられた事嬉しく思います。多くの方々に支えていただき、本日の試合を迎えられたと思っています。初心を忘れずにこれからも頑張ります。今日は久しぶりの登板であり、野球を楽しむ事ができました。今後はイニング、球数も増えていくので、コンディショニングをしっかり行っていきたいと思います」とコメントした。２０１８年に１１勝を挙げ、新人王を受賞した左腕が復活の一歩目を踏み出した。