DeNA最下位転落 逆転サヨナラ負けの裏に明暗分けた1球
「阪神4-3DeNA」(12日、甲子園球場)
DeNAは3点リードの九回、守護神三嶋を投入。2死一塁から4連続適時打を含む5連打を逆転サヨナラ負けを喫した。引き分けを挟んで4連敗。広島に代わって最下位に転落した。
明暗を分けた1球があった。九回、近本と糸原の連続適時打で1点差とされ、迎えたマルテの打席。カウント0-2と追い込んだ3球目、153キロの外角直球を見逃した。捕手・伊藤光は勝利を確信して立ち上がったが、ボールの判定に右膝から崩れ落ちた。続く4球目が真ん中に入り同点適時打となった。
三浦監督は「結果なので。終わったことは変えられない、明日またやり返せるように頑張ります」と判定には触れなかった。ストライク、ボールの判定よりも、負けた悔しさが顔ににじみ出ていた。