オリックス・中嶋監督 後半見据え「痛い目に遭う」野村に打たれた場面受け指摘

逆転を許した6回を終え、ベンチに戻るオリックス・田嶋=帯広
8回、選手交代を告げベンチに戻る中嶋監督=帯広
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 「日本ハム6-2オリックス」(14日、帯広の森野球場)

 オリックスは1点を追う五回に苦手の加藤からT-岡田、若月の連続犠飛で逆転したが、六回に田嶋が野村に逆転打を浴び、リリーフ陣も打ち込まれ敗戦となった。

 中嶋聡監督は先発の田嶋が逆転打を浴びた場面を振り返った。

 「勝負所ですね。そういう場面をしっかり攻められたのか?もちろん次の打者(万波)も頭に入ってるはずなんですけどそこで、すっといってしまった。そこの甘さは後半の大事なところになったときに痛い目に遭う。ここは考えないといけない」

 田嶋は野村には前の打席でも先制の二塁打を打たれ、次打者の万波は3打席連続三振に抑えていた。

 「捕手は分かっている。(ベンチから)指示も出していましたし、これはやってもらうしかない。早い回から簡単に申告敬遠するのか?そこまで警戒しないといけないのかなとも思う。難しいですよね。それをやってもらわないといけない投手。できる投手だと思う。こういうのを直していったら勝ちが先行する投手だと思う。もう一つのそのレベルがあったらその先に進めると思う」

 リリーフ陣を責めることはなかった。

 「当たりはボテボテ。地方球場特有のゴロのヒットはしょうがない。これが地方球場の難しさ。年間何試合かある。どれだけ分かっていても難しい。ウチの場合は(ホーム球場以外の試合が)少ない。ほっともっとくらいでしょう。僕らが覚えておかないといけない」

 中川颯がプロ初登板。

 「自分のボールを思ったところに放れたのか?その感覚がズレていたらやらないといけない。きょう打たれたからどうのということはない。そこの差を埋めてほしい。1軍の打者と対戦してどうだったのか。自分で考えてほしい」

 前半戦を終え87試合で42勝34敗11分け。7年ぶりの首位でターンした。

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