聖カタリナ学園コールド発進 主砲川口「チームでつなげて良かった」
「高校野球愛媛大会・2回戦、聖カタリナ学園10-0新居浜東」(15日、西条市ひうち球場)
センバツにも出場した聖カタリナ学園が、序盤から猛攻を見せて五回コールド勝ちで初戦を飾った。
初回無死一、三塁、この日早朝4時から打撃練習をしていたという3番・高岡唯外野手(3年)と、4番・川口翔大内野手(3年)の連続適時打などで一気に4点を奪う。その後も毎回の11安打で打ち勝つ野球を見せつけた。
NPB5球団のスカウトが視察した中、川口は「(凡打も)当たりは強かったので自分としては良かった。チームでつなげたことも良かったと思う」と、初戦の勝利にほおを緩めた。DeNAの吉見スカウトは「体に力があって、秘めている能力はある選手」と川口を評した。
投げてもエース右腕・桜井頼之介投手(3年)が3回0封。「大事にいきたかった」と、初回から直球に力を込め、スカウトのスピードガンで自己最速を更新する146キロを記録。センバツからの成長ぶりを発揮した。次戦は18日に松山聖陵と新居浜南の勝者と対戦する。