プロ野球選手会「慶弔特例」導入を要望 現役ドラフト制度も議論再開求める
労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=楽天)は16日、オンライン形式で臨時大会を開き、産休などによる「慶弔特例」の導入を球団側へ要望したことを確認した。
選手会・森事務局長は「(出場選手)登録をされたまま(チームを)抜けているという例があるが、チームとしても抹消して他の選手を使いたいし、選手もスッキリしていいんじゃないかということで提案した」と、身内の不幸や出産立ち合いなどで登録を抹消された場合、10日間の抹消期間を経ずに再登録を可能にする制度を球団側へ求めた。
また。昨年からの新型コロナ禍で議論が止まっていた「現役ドラフト制度」に関しても「いろんなところを見直しながら、早期実現を要望していくことを決議した」と議論再開を球団サイドへ求めていく方針を確認した。