平塚学園は打撃戦の末に敗退 プロ注目の安達「打倒相模でやってきたが」
「高校野球神奈川大会・3回戦、日大藤沢10-6平塚学園」(18日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
両軍合わせて25安打16得点の乱打戦の末、日大藤沢が3回戦を突破した。
プロ注目の平塚学園・安達斗希捕手(3年)は4打数1安打1四球だった。試合後、涙を流しながら、「打倒相模(東海大相模)でやってきたが、自滅で負けてしまった。エラーが3つ。記録に残らないミスもあった。自分が引っ張っていけなかった」と悔やんだ。
持ち前の強肩は見せつけた。三回2死一塁で日大藤沢・提坂朋和外野手(3年)の二盗を阻止。八木監督は「好守の要。スチールを刺して、流れを引き寄せた。安達にしかできない」と称賛の言葉を送った。
大学に進学し、プロを目指すと言う安達。「(監督には)野球の技術だけでなく、人間的に厳しく指導してもらい成長できました。もっと打てる選手になりたい」。悔しさを持ちながらも、次のステージに向け、前を向いた。